問題
トライアルの時と制作条件が変わってしまう
解決策提案
顧客側に制作条件を変えた自覚があるかどうかに関わらず、変更点については確認しなければなりません。その際、以下の条件を満たしている必要があります。
・制作条件が定義されている
資料などで制作条件が定義されていない場合、トライアル時との違いを説明することができません。また、複数の解釈ができてしまう制作仕様も同様です。具体的な制作条件・仕様が顧客側から提供されなかった場合、見積りと合わせて当社側から提出しましょう。
・制作条件の変更を説明できる
トライアル時に示された制作条件、現在求められている制作条件、それぞれを具体的に説明する必要があります。トライアル時とは何か違う気がする、といった感覚的な内容であってはいけません。
・制作条件が変更になることでの問題点を説明できる
「変更になったのはわかったけど、なぜ変えてはいけないの?」と言われないように、制作条件が変更されることで生じる問題点やリスクを説明しましょう。その際、当社側の都合(予定していた納期では作ることができない、予定していた以上に費用がかかってしまう、予定していたクリエイターでは作ることができない)を伝えることもOKですが、顧客側の立場に立った意見の方がより効果的です。例えば、当初顧客から要望があった〇〇を実現するために、トライアル制作ではXXを重要視したが、変更後の制作条件だとそちらが満たせなくなってしまう、などです。