問題
クライアントからの修正依頼が抽象的で具体的な修正箇所がわからない
解決策提案
クライアントからの修正依頼に具体性がない場合はいくつか理由が考えられます。
- 1)修正指示の出し方に慣れていない
- 2)制作に関する知識や経験がなく、具体的な指示が出せない
- 3)プロに任せているのだから全部察してやってほしい
修正指示の出し方に慣れていない
まずは、クライアントに修正箇所を具体的に記載してもらうよう相談しましょう。
修正指示があいまいだと認識に齟齬が生まれ、結果としてクライアントのイメージしている形に仕上げることが難しくなります。
また、時間と工数が余分にかかってしまい結果としてスケジュールにも影響してしまう可能性があることを伝えましょう。
制作前の打ち合わせの段階で具体的な指示の重要性について説明しておくとスムーズです。
制作に関する知識や経験がなく、具体的な指示が出せない
修正指示が来ているということは、なんらかの違和感を覚えているということですが、相手は具体的にどこをどう直せばいいのかわからない状況にあります。
この場合はこちら側から具体的なイメージを引き出してあげる必要があります。
例えばイラストを例に挙げると、
・追加で参考画像を用意し「この画像のこの部分のようなイメージですか?」と具体的なイメージの共有を行う
・完璧に修正する前に画像の切り貼りや簡単なラインを引いたイメージを見せてすり合わせる
・電話やオンライン通話などで実際に会話をしながら詳細を聞き出していく
など、できる限り先方のイメージを制作側が正確に理解できる状態にしましょう。
プロに任せているのだから全部察してやってほしい
たまにクライアントの中に「制作のプロなんだからわかるはず」といった考えを持っている方もおりますが、ジーアングルで扱っている商材はそのほとんどが正解が明確にあるものではありません。
人によって好みが分かれたり、10人いれば10通りの感じ方ができてしまうものです。
修正指示もあいまいになればなるほど人によって解釈が異なってしまいますので、クライアントにもそのことをご理解いただけるようにまずは説明してみてください。
それでも理解していただけない場合は、修正には対応しつつ、その後同じ個所への再修正が発生した場合には別途費用をいただく、もしくは修正回数に制限をつけるなど、あらかじめルールを決めてクライアントの合意のもと進めるようにしてください。