ジーアングルからのFBに対応してもらった箇所にクライアントから修正依頼が来てしまい、クリエイターに二度手間させてしまった

問題

ジーアングルからのFBに対応してもらった箇所にクライアントから修正依頼が来てしまい、クリエイターに二度手間させてしまいました。どうすれば無駄のない修正依頼を出せるでしょうか。


解決策提案

イラストなどの制作物は厳密な正解がないため、良かれと思ってやったことが裏目に出てしまうといったこともたまにあります。
これを完璧に防ぐことは難しいですが、頻度を下げるための方法はいくつか考えられます。
以下、クリエイターにジーアングルからFBを出す際の注意点をまとめてみましたので参考にしてみてください。

  

指示書や仕様書に沿っていない部分は適格に指摘する

これは比較的正解がわかっているものになります。
指示に書かれていることが対応されているかどうかのチェックになりますので、沿っていない部分はしっかりと指摘をします。
その上でクライアントから修正指示が来てしまった場合は、当初の指示書や仕様書から変更が生じている可能性がありますので、認識に齟齬がないかをクライアントに確認しましょう。

  

デッサンなど基礎部分で明らかにバランスがおかしい箇所は指摘する

これもある程度正解があるものですが、なおかつ正解に導くためにはチェック側のスキルも問われます。
基礎的な部分ではありますが、作品のクオリティを左右する重要なスキルになりますので、しっかり身につけておきましょう。

  

複数の修正パターンを提出し、クライアントに選んでもらう

担当者の好みやこだわりによって判断が分かれそうな内容(※1)の場合は、クリエイターのオリジナルデータと社内の修正データをパターンとして提出してクライアントに選んでもらう方法も有効です。
その際それぞれどのような意図でパターンを出しているのか補足コメントを付け加えておくと、クライアント側でも選ぶ際のヒントになりますので親切かと思います。
複数案出すことでクライアントが「選ぶ」思考になるため、結果として1案だけでFBのやり取りを重ねるよりもスムーズに進む傾向があります。
(※1:例えば配色や、装飾のデザインなど正解が決まっていないもの)

  

調整すべきか判断に迷う場合はクライアントにも聞いてみる

判断に迷う場合はその旨をクライアントに思い切って伝えて意見を仰いでみるのも一つの手段です。
思い込みや遠慮で確認を怠ったまま進めてしまうのもトラブルの元になります。
クライアントに確認が取れている修正指示であれば、クリエイターも二度手間になることはありませんので、クライアントへの必要な確認・相談は速やかに行うようにしましょう。

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